女優、島田陽子(66)が昨年7月、23年間連れ添った2歳下のテレビ制作会社勤務の夫と離婚していたことが31日、分かった。本紙の取材に「すれ違いで意思が通じなくなったから…。でも、感謝しています」と告白。1月29日に実母が91歳で死去したことも打ち明け、「これからは1人、仕事に打ち込みます」と前を向いた。
【写真】「トラック野郎 望郷一番星」でマドンナ役を演じた島田陽子
母を失った悲しみの中、島田は胸に秘めた真実を淡々と打ち明けた。
「実は昨年7月末に離婚しました。彼は何でも受け入れ支えてくれる人でしたが、私が海外の仕事で半年とか家を留守にすることもあった。すれ違いが続いて、お互いの意思が通じなくなり話し合った結果です」
2人は1993年、TBS系ドラマ「丘の上の向日葵(ヒマワリ)」で、主演と照明スタッフとして親密な関係に。夫には当時、妻と2人の子供がいたが翌94年に離婚。島田の43歳の誕生日にあたる96年5月17日に夫婦となった。2人の間に子供はいなかった。
「苦労を共に乗り越え、母とも一緒に住んでくれた。今でも感謝しています。でも、私の大好きだった犬(4歳オスのチワワ)を連れていっちゃった」と、それだけはうらめしそう。母は1月29日朝、腎機能低下のため91歳で死去、31日に葬儀を終えた。家族は妹が2人いるが、音信不通状態という。
「母は心の支えでした。これからは1人。しっかり仕事をしたい」と努めて明るくキッパリ。今年は国際派女優と呼ばれるきっかけとなった米ドラマ「将軍 SHOGUN」で共演した名優、三船敏郎さん(1997年死去、享年77)の生誕100年にあたる。
「三船さんの主演映画『椿三十郎』をモチーフにした日米合作のギャング映画を製作するため、プロデューサーとして活動を始めました。講演活動を続けながら、都内で演劇学校の開校も目指しています」と抱負。昨年秋には自身ものどに細菌の入る病気で入院も経験した。現在も声がかすれている以外は元気。女盛りはこれからだ。
■島田陽子(しまだ・ようこ) 1953(昭和28)年5月17日生まれ、66歳。熊本市出身。中学1年のとき劇団若草に入団。71年の本格デビュードラマ「続・氷点」で人気を不動にした。代表作は他に主演映画「リトルチャンピオン」など多数。ヘアヌード写真集も発売して注目を集めた。171センチ。
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February 01, 2020 at 12:30AM
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