今作が初大河となる松本は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。
真矢が演じる巴は、瀬名の母。今川家につながる出自の高貴な女性。愛娘・瀬名が格下の元信(のちの徳川家康)と結婚することに反対するが、のちに良き理解者となる。今川家を離反した家康と離れ離れになり、幼子を抱えて暮らす瀬名の不安を、精いっぱいに受け止める。
――演じる人物の印象と意気込み
この時代生きる人々は覚悟が違うのだと思います、ですが、子を思う母の気持ちは戦国も今も変わらず大地のように広くあたたかいのだとも思います。平常心で心込めたいです。
――大河ドラマ初出演にあたって
幼い頃から毎週日曜日、父が楽しみに晩酌と共にテレビを占領していた光景が懐かしく、あたたまる気持ちを思い出しています。なので、亡くなった父にも恥じぬよう存在したいです。
――古沢作品について
随分前になりますが古沢さんを知ったのは『キサラギ』。ワンシチュエーション、ミステリアスな作風の中、時間が経つと共に登場人物の人格がスクリーンからもれだすような新感覚が忘れられません。映画なのに人の家を覗き見したようでした。
なので、『どうする家康』も歴史上の人物とはいえ、その時代にもきっとあった人間らしさ大切にしたいですタイトルからも、既にその臭いがしていて楽しみです。
――夫・関口氏純役の渡部篤郎へメッセージ
この戦国時代の夫婦というのは、今の夫婦像とは根本から全く異なると思うので、生きることがいかに命懸けなのか渡部さんと探りたいです。
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