金沢市で28日に始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛、ダイトクコーポレーション特別協力、金沢香林坊ロータリークラブ協力)は午後0時半、昼食休憩に入った。
藤井聡太王将(20)はズワイ&香箱蟹(こうばこがに)丼、羽生善治九段(52)は能登豚カツカレーを注文した。
金沢東急ホテルの鈴木房雄料理長(59)は藤井王将の選んだメニューについて「シンプルに召し上がっても良いし、わさび醬油を少しかけると、甘さやカニの風味が引き立つ。『これ以上の幸せはない』と、うならせるカニづくしのどんぶりです」と太鼓判を押す。また、羽生九段のメニューについては「さっぱりとした能登豚に、少しこってり感のある自家製カレーソースでバランスを取った。カツ(勝つ)カレーですから、勝負にもってこいのメニューです」と笑顔で話した。【深尾昭寛】
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