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乳がんステージ1から3に…元SKE48・矢方美紀、乳房全摘出、治療影響で更年期障害…現在の思い告白 - スポニチアネックス Sponichi Annex

た矢方美紀
Photo By スポニチ

 元SKE48で、2018年4月に乳がんを公表した矢方美紀(31)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。病気の発覚から5年が経ったことを報告し、現在の心境を記した。

 「2018年に乳がんがわかってから今年で5年が経ちました」と書き出した矢方。「この5年は長いようであっという間な日々で、わたしはバカだからがんについて何も知らなくて病気になっていろんなことが変わり、いろんなことを知ります」とつづった。

 「がんと診断されたとしてもそこから精密検査をさらに行うことで転移がある事を知る初めはステージ1。初期かと思ったけど最終的に伝えられるのはステージ3。がんにステージがある事・数字が増えると良くないんだって知りました」と、初期がんの診断からステージ3と告げられたときの状況を回顧。「“胸を温存か?部分的切除か?全摘か?そこからいつ胸を作るか”を考えなきゃ行けない事を知る」と振り返った。

 左乳房を全摘出した矢方は「初めは簡単に胸を取って作ればいいなんて思いながらも、どんな手術がいいか?再建するタイミングは?乳輪とかも無くなる事は知らなかった」と打ち明け、「“抗がん剤をするかもしれない、その前に卵子凍結をする”抗がん剤をする前と後で妊娠するときに必要な能力が変わる。しかも治療している間は生理がとまるしなんならその後のホルモン療法でさらに生理が5年は来ない。中にはそのまま来なくなる可能性も0ではない。でも私は選ばなかった」説明。「“放射線治療をしたら皮膚が伸びにくくなるから再建が難しい”してもしなくてもいいこと・悪いことがある選択ばかりでそれを全て理解し行動するなんて私には無理な選択ばかりでした」と振り返った。

 「でも、見た目よりもわたしは生きること・やりたいことを1番に選択して行きました」と言い、「もちろんこの後にも治療の副作用に悩んだり苦しいきもちになった。将来には不安しかなく、自信もないし自分がどんどん嫌になっていくときもありました」と、不安だった当時の思いを告白。「でも良くも悪くも私の人生だから“きっと大丈夫”ってこころで呟きながらいきています」と前を向いた。

 また、「自分を見てくれるひとがたとえいなくてもひとりで生きていけるくらい出来るくらい強くならなきゃ。と 後悔ばかりの選択をしてきたから少しでもしないように、自分で決める」と、一人で決断しなければならなかったこれまで歩みを振り返えり「治療はぱっと見はわからないかもだけど確実に25歳から更年期障害に悩まされて体型も維持するのが難しく記憶力も明らかに下がりホルモンと人間の仕組みを痛いくらいに体験しています」と、副作用やがんに関連した体の不調を明かした。

 最後に「色々できないと諦めた時もあったけど 気持ちがあれば意思があればやれること・出来ることはあったから私の今があります」と前向きに表現し、「10月はピンクリボン月間 早期発見は自分を守るきっかけになります」と呼びかけた。

 矢方は左乳房を全摘出し、抗がん剤投与と放射線治療を経て、タレント活動を続けながらホルモン治療を続行。闘病生活をつづった漫画「27歳のニューガン・ダイアリー~ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話~」(冬川智子さん画)など体験記が大きな反響を呼んでいた。

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