女優・小芝風花が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「大奥」(木曜・午後10時)が18日スタート。初回放送の最後で今回のナレーションを女優・浅野ゆう子が担当することが明かされた。
名だたる俳優が主演を務めてきたのが、歴史あるフジの「大奥」シリーズ。同局の連続ドラマとしては2005年に放送された「大奥~華の乱~」以来、約20年ぶりに新たな令和版「大奥」として復活。この冬、「愛」をテーマにした「大奥」史上、最も切なくて美しいラブストーリーが生まれる形となる。
様々な人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く「女の社会の縮図=大奥」で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく今作。19年に「大奥」シリーズの完結作として放送された同局の開局60周年特別企画「大奥 最終章」以来約5年ぶりに世代を超えて長きに渡り愛されてきた「大奥」が、より一層進化を遂げ、儚(はかな)いラブストーリーとして24年1月期の木曜劇場枠で帰ってきたのだ。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝)は第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。
たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて―というストーリーとなる。
ナレーションを務める浅野は03年に初めて同局の「火曜時代劇」枠で放送された「大奥」(03年6月~8月)に瀧山役で出演。他にも深田恭子主演の「大奥スペシャル~もうひとつの物語~」(06年)や沢尻エリカ主演の「大奥 第一部~最凶の女~/第二部~悲劇の姉妹~」(16年)、木村文乃主演の「大奥 最終章」(19年)にも登場するなど長きに渡りフジ「大奥」シリーズで圧倒的な存在感を放ってきた。
今回、令和版「大奥」シリーズには欠かせない存在となった浅野がその多彩な表現力でナレーションとしてドラマの世界観を丁寧に、繊細に紡ぎ、見る者を「大奥」の世界へ引き込む重要な役割を担う。そして、視聴者と物語をつなぐ重要な架け橋として作品を盛り上げていく。
今回、東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールでドラマ化。
人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかという普遍的なテーマを「大奥」を舞台に描くこの作品。愛がなくても生きていける現代社会の人々にとって、誰かを愛することの喜びや苦しみ、誰かと共に生きていく意義を見つめ直すきっかけを与えるドラマになるはず。また、相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して現代に勇気や希望をお届けする新たな物語となる。
◆浅野ゆう子コメント
「大奥総取締・瀧山を演じさせていただき、はや20年…。時を経て、新しい大奥にも携わらせていただく機会を頂戴しましたこと、とても光栄に存じます。大奥は…女の牢獄にございます…。牢獄の中で懸命に生きる女性たちの姿に、はらはらドキドキしながら、ナレーションを担当させていただいております。甘く切ない大奥の世界に、わたくしもご一緒させていただきます」
◆企画・安永英樹氏(フジテレビ編成部)コメント
「『大奥』を語るとき、浅野ゆう子さんは絶対に欠かせません。今の『大奥』を語る、『大奥』の人間ドラマを見つめるナレーションは浅野さんしかいないと思い、お願いしました」
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