上條まゆみさんの連載「子どものいる離婚」。離婚は夫婦の数だけ理由がある。そして、離婚したくなくても離婚をする場合もある。高校の同級生カップルで、元夫のことが大好きだったというのが、19年前、37歳のときに離婚した香寿美さんだ。当時、彼女はパートタイマーで2児の母。しかし夫は家を出ていった。37歳だった彼女はどうしたのか……。 【写真と表】既婚女性73%が「気が乗らなくてもセックスしたことがある」
死んでしまいたいと思った
石山香寿美さん(仮名・56歳)が離婚してから、もう19年が経つ。 当時、香寿美さんは、年収200万円台のパートタイマー。子どもは8歳と5歳。香寿美さんから望んだ離婚ではなかったこともあり、離婚した当初は辛くて、もう死んでしまいたいとすら思った。 「車がないから練炭では死ねない、でも、子どもに直接、手をかけるなんて恐ろしくてできない……。子どもがいるから頑張れるという言葉をよく聞くけれど、私は正直、子どもがいるから余計に辛かった。自分一人だったら、何を食べて何を着てもいいけれど、子どもたちにはそれなりのものを食べさせ、着せて、教育もつけてやらなきゃならない。それができるだろうか、という不安に押し潰されそうでした」 それでも香寿美さんは踏ん張った。パートタイマーのままでは子どもを育て上げられないと、正社員として転職、さらにもう一度転職。マンションを買い、2人の子どもを奨学金を借りずに大学まで出すだけの稼ぎ手となった。 人生すごろくゲーム、戦略を練って見事に自分の力で進めてきた香寿美さんの19年を聞いた。
大好きだった高校のバンド仲間
香寿美さんと元夫は東海地方の出身で、高校の同級生同士。一緒にバンドを組み、元夫がギターで香寿美さんがキーボード。青春時代をともに過ごした。 それぞれ短大、大学に進学し、その後、香寿美さんは銀行、元夫は地元の大手メーカーに就職。24歳で結婚した。 「快活で人懐こくて、すごく魅力的な人でした。ルックスも男らしくて、会う人みんな彼のこと好きになってしまう。この人と結婚したら、一生、楽しく暮らせるだろうな、と思いました」 巷はバブル景気に沸いており、世の中全体が明るかった。結婚してすぐ元夫は「起業したい」と言って会社を辞め、香寿美さんも一緒に上京したが、「何の不安もありませんでした」 はじめ香寿美さんは派遣社員として勤め、元夫の会社が軌道にのると、辞めて経理を担当。1人、また1人と子どもが生まれた。 「家事育児はすべて私がやっていましたが、それは全然苦ではなかった。休みの日には夫と一緒に曲を作ったり、夫がギターを弾いて私が歌ったり。思えば、幸せな時代だったと思います」
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June 29, 2020 at 05:01AM
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