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【100よか】最終回 「こんなん悲しすぎる」「泣ける…」 切なすぎるラストシーンに感動の声 - ENCOUNT

 俳優の井上真央が主演を務め、佐藤健、松山ケンイチが共演するTBS系連続ドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜午後10時)が、17日に最終回を迎えた。相馬悠依(井上)と“生き返った”鳥野直木(佐藤)の日々が描かれた。

 同作は、脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ。運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上)と、悠依にプロポーズする直前に不可解な事件に巻き込まれ幽霊となってしまった鳥野直木(佐藤)。直木の存在を唯一認識できる刑事の魚住譲(松山)。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながら奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 成仏したはずの直木が生き返り、悠依の前に現れた。驚きながらも、触れ合って話ができることを喜ぶ悠依。直木は得意のハンバーグをふるまい、久しぶりに一緒の時間を楽しむ。満面の笑みでハンバーグを頬張る悠依を見て、直木は「すげぇ幸せ」と伝える。悠依は、生き返っている内に「思い残し」を全部やろうと提案する。

 悠依はファミレスに譲を呼び出す。譲は、「何かありましたか? 不安ですか? つらいですか? 僕、何しましょうか?」と悠依を心配する。そこに突然現れた直木。譲は「あれ、え、なに? 成仏できなかったの?」と戸惑う。その直木に悠依が抱きつくと、「えぇえぇえぇ~!」「生きてんの?」と驚がくする。

 直木との再会を喜ぶ譲は、ついつい癖で直木の言葉を通訳しそうになる。会話できる直木と悠依を目の当たりにし、「あ、話せるんだ~」「ずっと見てた~い」とにんまりするのだった。

 直木と悠依はデートを楽しみ、自分たちの親との関係を話す。さらに悠依は自宅に直木の両親を呼び、直木が作ったハンバーグをふるまった。直木と関係の悪かった両親は、ハンバーグを食べながら直木が生まれた頃の気持ちを思い出し、涙を流した。

 両親は直木の移植によって生きている弟・拓海(青木柚)とも疎遠になっており、直木が亡くなったことを伝えていなかった。直木は拓海に会いに行く。拓海は自分の治療のせいで母親がおかしくなったことに負い目を感じており、両親とも距離をとったという。拓海は直木に、「ありがとう。俺を生かしてくれて。会ったら絶対言わなきゃって思ってた。ありがと」と感謝した。

 直木は譲の姉・叶恵(平岩紙)や、幽霊の先輩・樋口昌通(板倉俊之)にも再会。また、譲を自宅に招いて悠依と3人で夕飯作りやゲームを楽しんだ。当初は譲に悠依を託そうとしていた直木だが、悠依は「私は1人でもぴんぴん生きていけます!」と宣言する。直木は譲に、「俺、あのとき魚住さんに会えてよかった。あなたに救われた。すっげぇ変な時間だったけど、楽しかった。ありがとう、感謝してる」と伝えた。

 悠依は「行きたいところがある」と直木を誘う。向かった場所は、里親生活時代に悠依が失恋した際、直木と共にながめた海だった。直木は2年前に悠依と再会できて「めちゃくちゃうれしかった」と明かす。交際するようになって「これ、幸せだって思った」といい、「俺は悠依とこうなるために生きてきたんだなって。この先の未来、悠依がずーっと笑っててくれるなら、俺の人生、全部意味あった。俺、悠依の笑ってる顔がすごい好き。だから笑っててよ」と伝えた。

 太陽が昇り始め、朝日が2人の顔を照らす。別れの時間が迫っていることを悟る2人。直木は「悠依、ありがとう。さようなら」と語ると、悠依の目を見て「愛してる」とハッキリ伝えた。「やっぱ照れる。海でも見ててよ」と恥ずかしがる直木。海を眺める悠依の隣で、直木は悠依を見つめながら「愛してる」「愛してる」「愛してる」「愛してる」と何度も伝えるのだった。悠依が1人になった後、空から一瞬口笛の音が聞こえた。悠依は「空から見てるとか嫌だって言ったのに」と笑い、歩き出した。

 このラストシーンにSNS上では、「泣ける……」「切ないよ~~~」「最後に思い出作ってお別れできて良かったけど……こんなん悲しすぎる」と悲痛な声が。また直木が「愛してる」と何度も伝えたことに、「100万回、言えばよかったね……」「これが直木の『100万回言えばよかった』なんだね」といった声もあがっている。

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