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古田新太、舞台版「パラサイト」に自信「映画を見た人もうまい!って言ってもらえる」 - スポーツ報知

 俳優の古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこが4日、東京・新宿のTHEATER MILANO―Zaで日本舞台版「パラサイト」(6月5日~7月2日)の初日直前公開通し稽古を行った。

 米アカデミー賞やカンヌ国際映画祭など世界の映画賞を席巻した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)の舞台版。映画は現代の韓国を題材にしたが、今作は1990年代の関西が舞台となる。堤防の下にあるトタン屋根の集落に暮らす主人公の金田一家が阪神大震災に見舞われる。古田、宮沢、伊藤、江口が主人公の一家を演じる。

 名優ソン・ガンホが演じた父親役を演じる古田は、以前から「俺が“日本のソン・ガンホ”と呼ばれるけど、彼の方が年下だから、“韓国の古田新太”と言われてしかるべき!」と注文していた。ただ、最近は状況が変わったようで、「うちの関係者が韓国に行って、ソン・ガンホに会って、彼が『私が韓国の古田新太といいました』と。それでOKです」とおちゃめに笑った。

 映画版とは異なる設定だが、古田は「非常にうまく置き換えている。貧富の差をうまく見せられるのでは。映画とは結末も違う。映画を見た人も『うまい!』って言ってもらえるのでは」。宮沢も「色んな家族の形でも、ささやかな幸せを見つけられることを伝える作品」と自信。伊藤は「映画とは色々違うけど、その違いを楽しめるのでは。違ったニュアンス、違った世界観のパラサイトになっている」と胸を張った。

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