岡田准一、道頓堀で「ひらパー兄さんの自信作できた」主演映画「最後まで行く」船上からＰＲでおま！ - スポーツ報知

　俳優の岡田准一が１０日、大阪・道頓堀川船上で行われた、主演映画「最後まで行く」（１９日公開、藤井道人監督）のイベントに出席した。地元・大阪でのイベントに４０００人が集まり「こんにちは。ひらパー兄さんでおま！　大阪を代表して東京で仕事していますが、そんなひらパー兄さんの自信作。今回本当に面白い映画ができたと思っています。ぜひご期待ください」と満面の笑みであいさつした。

　２０１４年に韓国で公開され、５週連続観客動員トップの大ヒットを記録し、カンヌ国際映画祭の監督週間部門にも出品された作品のリメイク。ある事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事を演じた岡田はアクションシーンについて「特別な強い人っていうよりも、普通の警察官。アクションも超人的じゃない生身のあり方っていうのと、“トカゲ”っていうワードが出てくるので、トカゲっぽい地面にはいつくばって戦うみたいな描写が多いと思います」と語った。

　大歓声に迎えられた綾野剛は「准一さんと監督とこうやって大阪の舞台に立てて、とても興奮しています」とにっこり。今作の撮影について「本当にすごいスピード感の台本。いつもの３倍ぐらいのスピードを感じて、これを准一さんと一緒に成し遂げなければいけないという、とてつもない難題でした」と振り返った。アクションシーンでは「ヨーイ」の声がかかる前にすでに血管が浮き出ていたことを岡田に暴露され「安心してやっていました」と照れ笑いした。

　クスッと笑えるシーンも多く岡田は「なんか怖い映画でもなく、本当に笑える映画。大阪の人だったらわかっていただけると思うんですけど、笑いと狂気は紙一重。関西人のツボをついてる映画になっていると思います」と自信をみせた。１９日に公開をひかえており「初日３日間以内に大阪めっちゃ入ってるらしいよと言えば、全国に広がっていきますので、ぜひいい時間を過ごせる劇場で見てもらえたらうれしいです」とアピールした。

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