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松本幸四郎、5代目鬼平に「正面からぶつかる」 長男・市川染五郎が若き日の鬼平役で“親子共演” - スポーツ報知

 歌舞伎俳優の松本幸四郎がこのほど、京都市内で時代劇専門チャンネルのドラマ3本と、劇場版を合わせた時代劇「『鬼平犯科帳』SEASON1」の出演者発表会に、長男の市川染五郎らと出席した。

 故・池波正太郎さん原作の名作時代劇で江戸時代の火付盗賊改方として男気と人情にあふれる鬼平の姿を描いた物語。「鬼平犯科帳」のテレビ版は1969年に幸四郎の祖父である8代目幸四郎(初代松本白鸚)が主演した。丹波哲郎さん(享年84)、萬屋錦之介さん(享年64)が受け継ぎ、叔父の中村吉右衛門さん(享年77)が28年間にわたり演じた当たり役だ。吉右衛門さんからバトンを受け、5代目として主人公の「鬼平」こと長谷川平蔵を演じる幸四郎は「リアルタイムで叔父の鬼平を見ていましたので、それはもうただただかっこよかった。十分比べてほしいし、新しい鬼平に正面からぶつかっていくという気持ちです」と語った。

 今回2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」(来年1月放送予定)と、来年5月の劇場版「―決闘」には、長男の染五郎が若き日の鬼平・長谷川銕三郎を演じる。染五郎は「父がこの平蔵の格好で現場にいると、自分の役の未来の姿が目の前にいるので、すごく不思議な感覚です。同じシーンはないのですが、撮影の日がかぶっていると、タイムスリップしたような気持ちになります」と“親子共演”の心境を語った。また、演じる役柄については「やんちゃをしていた人。そういう役柄を今までやったことがなかったので、とても難しかったんですけど、新境地の役に挑戦させていただけてうれしいです」と話した。

 幸四郎は2021年3月の製作発表以来2年間、歌舞伎の休演日には乗馬や殺陣のけいこを行ってきた。共演者から「差し入れのかき氷を隠された」「衣装部屋に子供の時の写真をはっている」などおちゃめな一面を次々と暴露されたが、最後には「かっこいい」と持ち上げられ照れ笑い。時代劇はファンタジーとも話し「視覚的にも、四季折々を楽しむことができる。日本ってこんなに豊かで、面白いんじゃないかと思うのが時代劇の魅力だと思うので、また新たな時代劇が盛り上がっていけば。そして、そのお役に立てればという思いを持って取り組んでいます。一人でも多くの方に見ていただきたい」とアピールした。

 来年5月以降に時代劇専門チャンネルで放送、配信される連続シリーズ「―でくの十蔵」「―血頭の丹兵衛」と合わせたSEASON1には、仙道敦子、中村ゆり、火野正平、本宮泰風、浅利陽介、山田純大、久保田悠来、柄本時生がレギュラー出演する。

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