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“父”重岡大毅、“息子”正垣湊都との共演は「自然と父子の関係が築けました」 『禁じられた遊び』親子写真公開 - ORICON NEWS

 俳優の橋本環奈と人気グループ・ジャニーズWEST重岡大毅がW主演するホラー映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の場面写真が公開された。重岡が演じる父・伊原直人と息子・春翔(正垣湊都)の親子の姿が収められている。

『禁じられた遊び』 場面カット(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

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 2019年に発表された清水カルマ氏のデビュー作でもある同名小説(ディスカヴァー文庫)が原作。『リング』『スマホを落としただけなのに』で知られる中田秀夫監督の新作となり、映像クリエイターの倉沢比呂子を橋本、比呂子の元同僚・直人を重岡が演じる。

 今回公開された場面写真は、直人と春翔の親子ショット2枚。まだ“何も起こっていない”庭で直人が春翔にほほ笑む、伊原家の何気ない日常を切り取ったカットと、“何かが起こり始めてしまった”庭を見つめる直人と春翔のカットが収められている。

 そのまなざしからは恐怖や驚きとはかけ離れた、どうしようもない哀しみが漂い、幸せな日々が一転してしまった伊原家の姿が印象的。亡くなった母親にもう一度会いたいという春翔の純粋な願いが招いてしまった、伊原家にとっての悲劇であり、“逃れられない恐怖”の始まりを写している。

『禁じられた遊び』 場面カット(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

『禁じられた遊び』 場面カット(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

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 直人は、優しく良きパパであると同時に、やや頼りなさも感じさせる一面もあるキャラクター。重岡は、直人にとって愛する妻でもあった美雪が、“最凶の蘇り怨霊モンスター”へと変貌(へんぼう)する複雑な心境を演じ、「監督を筆頭に、スタッフ・キャストみんなが一つ一つのカットを最高のものにしようとするから、そのエネルギーを浴びて自分のリミッターが外れる瞬間がありました」と全力で挑んだと振り返る。邪悪なものにつけ込まれ、格好の餌食(えじき)になる危うさを絶妙なさじ加減で醸し出している。

 また、重岡は正垣とコミュニケーションを取り、撮影の合間にしりとりやルービックキューブ、チャンバラごっこをして遊ぶなど本物の親子のように打ち解けていたそう。「中田監督が『この映画は春翔とお父さんの純愛物語でもあるからね』と言うのを耳にしたことがあったんです。正垣くんはハートがあって、真摯にお芝居に取り組んでいて、でも本番以外でしゃべるとやっぱり子どもだなと思ったり。おかげで自然と父子の関係が築けました」と共演を振り返り、「本当に親子みたいでした(笑)。最後に手紙もくれて、全部ひらがなで書いてあったのがかわいかったなぁ。僕もパワーもらいました!」と思い出を語った。

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