女優の芳根京子(26)が19日、東京・上野の森美術館であす20日から行われる展覧会「モネ 連作の情景」のオープニングイベントに登場した。同展のナビゲーターを務める。
印象派の巨匠、クロード・モネの「連作絵画」に焦点を当て、東京、大阪の2会場に国内外のモネの代表作60点以上が集まった展覧会。同展の特別番組撮影のため、フランスを訪れた芳根。「初めてのフランスで4日間滞在しましたが、毎日モネにまつわる場所に行った。人柄を知ることで絵に対する思いが強くなりました」と振り返る。旅の最中には、「毎日生ハムを食べました!」と満面の笑みで振り返った。
この日はモネの代表作「睡蓮の池」の前でトークを展開。オススメの鑑賞方法を問われると、「一度引きで見てもらって、その後に近づいて細かいタッチを見てほしい。雑誌や教科書では分からない、肉眼でしか見えないモネの証を感じられます」と話す。「それでまた引いて、また寄って…を繰り返しています」と笑った。今回は音声ガイドも担当。「皆さんの鑑賞の時間に、寄り添えるものになればいいな」と語った。
モネの絵画に触れ、女優業にも刺激となった。「絵もそうだけど、お芝居にも答えがない。自分を信じてこれからも進んでいこうと思いました」と力を込めた。
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