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KANさん遺影は“夏目漱石”だった 根本要が明かす 馬場俊英と愛ある追悼番組 - ORICON NEWS

 18日放送のFM COCOLO『Wabi-Sabi レディオ・ショー』(毎週土曜 後6:00)では、番組を担当していたシンガー・ソングライターのKANさんが12日に亡くなったことを受け、ともにパーソナリティーを務めていた根本要馬場俊英が追悼した。間近で見てきた2人だからこそ、KANさんの魅力が伝わってくるトークと選曲で届けた。

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 冒頭、根本と馬場が追悼コメント。根本は「KANちゃんが亡くなってしまって、この番組は3人で続けていたわけですけど、きょうはお見送りするための追悼番組ということで」と宣言し「僕らの大親友・KANはこの世を去りました。本当にさみしく残念であります。僕も馬場くんもギリギリのところまで会えたりとか、今となってお話できることもありますので」と呼びかけた。  根本が「KANちゃんが、お医者さんから『会いたい人に会いましょう』と行った時に、僕と馬場くんにということで。面会時間も同じくらい。最初は15分って言われていたんだけど、気がついたら1時間くらい(笑)」と回顧。馬場が「僕らも最後まで改まった話はなかったですよね?」とすると、根本も「KANちゃんって、まず目標ありきで、そこからどうやって進んでいくかを理詰めで作っていく。今回も、どれくらいやれるんだと思っていたんじゃない?杓子定規のお礼をする人じゃないから、それは推して知るべしで。ひとつだけ聞きたかったんだけど、闘病中に(ライブイベント)『勝手にハミング』やったじゃんか。あれはどうだったんだろう。どれだけ出たかったかのはわかりつつも。『風のハミング』が一番好きなライブだったから」と振り返った。

 馬場が「連絡を取ったら『とってもうれしかった』とおっしゃっていましたよ」としながらも、KANさんらしいツッコミもあったと紹介。笑いも交えたエピソードが飛び出す中、根本は「彼がこの世にいないんだわ。でも、残してきた作品群、ライブで目に残っているシーン、もうご飯何杯でも食える思い出をもらったよね」とかみしめるように話した。

 エンディングでは、根本が「闘病中であっても、自分のコラムを更新したり。世の中にどう発表していくか、世の中に訴えていくか、どんな状況であってもKANちゃんだったね」としみじみ。馬場も「ファンの方をすごく大事にされて、KANさんにとってもすごく大事な世界で」と語る中、根本が「KANちゃんのお葬式の遺影は“夏目漱石”でした(笑)。あれも本人の意向で」と明かし「さみしいです、悲しいです。KANちゃんの音楽これからもたくさん聞いて。遺してきた音楽は生前から変わっていなくて、今もいると思って聞いてみてください。そうすると、彼が伝わってくると思います。KANちゃん、本当にありがとう」と言葉に力を込めていた。

 KANさんは3月18日、公式サイトで「突然ですが、どうにも洒落にならない御報告です。『がん』が見つかりました」と報告。「昨年秋に発症した腹痛が数週間継続したので病院に行き、検査を繰り返すうちにだんだん深刻な雰囲気になり、大きな病院に移って、更に多様な検査の後、組織摘出手術を行い、病理検査の結果、『メッケル憩室癌(がん)』と診断されました」と明かした。11月17日、公式サイトで同月12日に亡くなったことが伝えられた。

 きのう17日には、馬場が自身のX(旧ツイッター)で「KANさんは背中の羽で天国へと旅立たれました。 明日の放送は通夜告別式を終えて、 本日、要さんと私で収録いたしました」と告知していた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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  1. 1. KANさんは「有言実行の人」 ラジオ共演の根本要&馬場俊英が追悼「本当にさみしく残念」
  2. 2. KANさん遺影は“夏目漱石”だった 根本要が明かす 馬場俊英と愛ある追悼番組

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