ラジオやテレビの草創期から活躍した女優、中村メイコ(なかむら・めいこ、本名・神津五月=こうづ・さつき)さんが昨年12月31日午後10時45分、肺塞栓症(はいそくせんしょう)のため東京都内の病院で死去したことが7日、分かった。89歳だった。
中村メイコさんとともにテレビの黎明期を支え、大親友だった女優、黒柳徹子(90)が7日深夜、追悼コメントを発表した。
メイコさんは昨年12月25日に収録されたテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。生涯最後の仕事は1歳上の親友とのトークとなった。徹子は「メイコさんは元気で『私が死んだら弔辞はあなたが読むのよ』なんて言ってました。しょっちゅうそういうことを言っていたので、特別なこととは思いませんでした」(原文ママ)と吐露。「番組のおわりで、『メイコさん、夢は?』と伺ったところ『犬の役も猫の役もトンビの役もやったからないのよね~』が喜劇女優、最後のセリフでした」と故人との最後の思い出を明かした。
メイコさんと徹子は、1967年のアニメ映画「少年ジャックと魔法使い」の声優として共演するなど縁があったが、友人として仲良くなったきっかけは、76年スタートの「徹子の部屋」。以来、同番組に何度も出演し、夫の善行さんや子供たちと一緒にファミリーでも登場してきた。
また徹子の半生と家族の物語をドラマ化した2017年の同局系「トットちゃん!」にも出演。公私ともに人生を歩んできた。
徹子は「メイコさんは幸せだったと思います。家族みんなが理解してくれていたからです。二歳から仕事をしてたんですから、私から見ると変わっていましたが周りのみんなが、彼女にあわせて大切にしてくれていたからです」と思いをはせた。
メイコさんの最期については「眠る様に亡くなったと伺いました」と明かし、「デリケートな彼女が悩むことなくあちらの世界に逝かれたのは、私にとっては心がやすまる事です。会うたびになんかちょっとしたプレゼントを下さる方でした」と振り返った。最後は「寂しくなります」と別れの言葉を送った。
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