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「口の中にボルト」笑いにしてくれて変われた テレ東・福田アナがつかんだ“五輪切符”(telling,) - Yahoo!ニュース

どの立ち位置でいく?『モヤさま』でのプレッシャー

――東京五輪の取材を希望して転職したテレビ東京でしたが、入社2カ月後には『モヤモヤさまぁ~ず2』の3代目アシスタントに就任しましたよね。バラエティーというジャンルで、しかもいきなり超人気番組を担当されて、戸惑いはありませんでしたか?

福田典子さん(以下、福田): おそらく皆さんが考えている以上に不安でいっぱいでした。それまでアシスタントを務められた大江麻理子さんや狩野恵里さんは素晴らしくキャラクターが立っていて番組を盛り上げていましたが、いったい私はどのポジションでいけばよいのだろうかと。

――バラエティー番組には苦手意識があったんですか。

福田: そうですね。福岡時代は、たとえば芸人さんとの絡みや間の取り方も、つい、真面目に向き合いすぎてしまうところがあったんです。自分の緊張が相手にも伝わってしまうのか、インタビュー相手の笑顔を引き出すことも苦手でした。

だから不安が大きかったんですが、同時に、自分に一番足りていないところを補うタイミングが転職して最初にきたなと思いましたね。この経験が私の人生にとって絶対に必要なことなんだろうなって思いましたし、「神様は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を思い浮かべて、頑張ろうと思いました。

――実際に『モヤさま』が始まって、自分の中で納得のいくお仕事ができるようになるまでは時間がかかったんですか。

福田: 最初のころは、試行錯誤の連続でした。「今日はもうちょっと喋ってみようか」とか、「いや少し黙ってみよう」とか、ある時はいつも飲み会に出た時の自分のようにキャッキャしてみようか、とか。でも、ある時アナウンス部長に「考えすぎて笑ってない?」と言われたんです。私は笑うタイミングがワンテンポ遅くて、それは、みんなが先に笑っているのを見て「ここは笑っても大丈夫な場面なんだ」と無意識に確認してから笑っていたようなんです。

いま思えば、最初のころは自分のことしか見えていなくて、間違った頑張り方をしていました。気持ちが内側に向いて、皆さんがそのままでいいんだよって言ってくださっても、素直に受け入れられていなかったんです。

――それが変わったのは、いつからだったんですか。

福田: アシスタントになって1年近く経ったとき、ロケの数日前の雨の日に転んで、顎を縫う大怪我をしてしまったんです。口の中にボルトが入って満足に話せない状態で『モヤさま』に出演することになりました。ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、さまぁ~ずのお二人もスタッフの皆さんも、そんな状態の私をあたたかく受け入れて、笑いに転換してくれて。あれをきっかけに、素の自分でいられるようになったと思います。

こういう経験を経て、私は普段はさまぁ~ずのお二人のつくる流れに身を任せつつ、自分に流れが来た時には全力でそれに応える、という結論にたどり着きました。

番組のロケではたくさんの人と出会いますが、二人はいつも自然体。無理に面白いことを起こすように動いたりせず、流れに身を任せる。そして何かアクションが起きたときに、相手の反応を見て臨機応変に対応して笑いが起こるんです。台本や合図がなくてもうまくいくのがお二人のすごいところです。それに、街で出会う人々に常に愛を持って人に接している姿を間近で見られたのはとても大きかった。『モヤさま』からは、本当に多くのことを学ばせていただきました。

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January 12, 2020 at 10:05AM
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