デザイナーのマリー・クワント氏死去ミニスカブーム火付け役 - nhk.or.jp

1960年代の世界のミニスカートブームの火付け役となり、日本でも人気のあるイギリスのファッションデザイナー、マリー・クワント氏が亡くなりました。93歳でした。

1930年にロンドンで生まれたクワント氏は幼い頃からファッションに興味を持ち、1955年、ロンドンに服やアクセサリーを販売する店舗を構えました。

そして、斬新なデザインや鮮やかな色使いで新しいファッションスタイルを広め、1960年代の世界のミニスカートブームの火付け役となりました。

また、デージーの花のマークをブランドのシンボルにして、服だけではなく、バッグやアクセサリー、化粧品などを手がけ、日本でも人気を集めました。

イギリスを代表するデザインなどの博物館、「ビクトリア・アンド・アルバート博物館」はSNSで「彼女は1960年代の自由で喜びに満ちたファッションを象徴する存在で若い女性に新しいロールモデルを提供した。今のファッションがあるのは彼女の先駆的な視点のおかげだ」と投稿してクワント氏の死を悼み、その功績を写真とともに振り返っています。

クワント氏の家族は13日「自宅で安らかに亡くなった」とイギリスのメディアに明らかにしました。

英モデルツイッギーさん「ファッションに革命起こした」

マリー・クワント氏が亡くなったことについて1967年に来日し、ミニスカート姿が日本の女性のファッションに大きな影響を与えた、イギリスのモデル、ツイッギーさんは13日、自身のSNSに「マリー・クワントは1950年代後半から60年代前半の若い女性に大きな影響を与えた。彼女はファッションに革命を起こし、すばらしい女性の起業家だった。1960年代は彼女なしでは同じようにはならなかっただろう」と投稿し、クワント氏の死を悼みました。

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