今月3日に亡くなったノーベル文学賞作家、大江健三郎さんの作品が改めて注目を集めていることから複数の出版社が文庫本などの増刷を決めています。
日本人として2人目のノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さんは今月3日、老衰のため88歳で亡くなりました。
13日、大江さんの訃報が報じられると改めて大江さんの作品に注目が集まり、書店でも追悼の特設コーナーが設けられるなどしていて、複数の出版社が文庫本などの増刷を決めています。
このうち、新潮社は芥川賞の受賞作を収めた「死者の奢り・飼育」など21作品を増刷するということです。
講談社は日本の戦後世代を克明に描いた「万延元年のフットボール」など文庫本9作品を増刷し、帯に追悼のメッセージを載せるということです。
また、岩波書店でも広島での取材をもとに書いたルポルタージュ、「ヒロシマ・ノート」など新書や文庫本、7作品の増刷を決めました。
岩波書店の担当者は「大江さんの作品は多くの方に長年読まれ、大きな影響力を与えてきた。再び読みたいと思う方だけでなく、初めて読む方にも作品を届けたい」としています。
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